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1カ月ぶりに愛車(シティサイクル)が戻ってきました

今日の出来事//

昼、マッサージを受けたら、硬直していた左足が柔らかくなって、楽になった。
今日は晴れましたが、雨模様の寒い日が続いていて、左脚は,寒い日にはつってこむら返りを起こす癖がついてしまっていましたので。

世情は//
中国で新疆ウィグル地区出身者5名の乗った車両が天安門に突っ込み炎上するニュース。心配された通りのテロで・しかも、背後にアルカイーダの影がチラツイテいる。中国の新疆ウィグル自治区は、1964年から、中国政府が46回(20メガトン・広島型原爆1250発分)核実験を繰り返してきたロプノール核実験場があり、周辺住民の被害は、死亡者19万人、健康被害者129万人との推計もあり、農作物の被害も夥しいと云う。四川大地震では、外国部隊の救援を断り、核防護服を着用した人民軍が山中で救援活動していた写真がメデアに出回っていた。一説には、四川省に、地下核兵器工場があったという。中国はシャドーバンキング問題など経済破綻、PM2,5の大気汚染、格差拡大への住民の不満を、習政権が強圧政策で抑え込み、メディアも資格制度導入など、前代未聞の事態になっている様で、近いうちに共産党政権は倒れ、国土は4分割されて、人民解放軍が統治すると云う話が飛び交っている。

撤去されてしまった自転車を引き取りに海岸迄行き,帰途は日の出桟橋から芝浦を抜けて、自転車を海沿いに走らせる。芝浦運河は現在は、匂いもなく水も澄んでいます。渚橋から見ると、闇に、芝浦アイランドのスッキリと天空に伸びたシルエットが浮び上る。ここは、消費税増税に尽力したといわれる、勝・前財務事務次官が入居している高級マンション。大地震の時には、芝浦は液状化すると云われているけれど・・昔の倉庫街の面影は今はない。
芝浦アイランド2_convert_20131031232056 旋回するレインボーブリッジ_convert_20131031231933
渚橋から見た芝浦アイランド      旋回してお台場に向かう東京新交通臨海線ゆりかもめ

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神田真紅「南総里見八犬伝」犬塚しのと名刀村雨丸を語る

お江戸上野広小路亭にて女流花便り寄席を聞く
 落語4席は 三遊亭遊かり・春風亭鹿の子・春雨や風子・橘ノ双葉
 講談2席は 神田真紅(しんく)(神田紅(くれない)門下・前座)は、

南総里見八犬伝〈1〉妖刀村雨丸南総里見八犬伝〈1〉妖刀村雨丸

滝沢 馬琴、浜 たかや 他

「南総里見八犬伝」犬塚信乃と名刀村雨丸を語る
神田あおいは、童話?・妖精の呪いで髪が伸び続けるメリサンド姫を
     髪が伸びるのを屁理屈で止めて助けた若者フロリデルの噺

浪曲1席 鳳(おおとり)舞衣子 
俗曲1席 春風亭美由紀 三味線を弾きながら歌い、踊りも披露する、
   お座敷で芸者さんの芸を見る様な感じです。
腹話術  会社OLからいっこく堂の芸を聴いて、親を泣かせて転職、苦節16
  年、相棒カラスのキラちゃんの腹話術を披露してくれたのは、わがし(芸名)


春日通りを5分程歩くと、湯島天神があり、菊祭りを開催して、境内が菊の花で溢れている。
湯島天神門前_convert_20131031001130 菊まつり_convert_20131031005044

湯島天神丑の銅像_convert_20131031001357 湯島天神菊まつり2_convert_20131031012930

京都の北の天満宮と同様に、境内に牛の像があるのは、天神様・菅原道真公を題材にした狂言「菅原伝授手習鑑」(すがわらでんじゅてならいかがみ)に出てくる、三つ子の牛飼い舎人・梅王丸(菅公の従者)・松王丸(菅公を讒言した左大臣・藤原時平の従者)・桜丸(斎世親王の従者)に因んだものと云われています。

参照「菅原伝授手習鑑」歌舞伎の動物・十二支より丑( うし)・「牛」           2013,7,27日のブログ記事

一龍斎貞水が語る怪談「真景累ヶ淵」

☆今日の出来事//
薬研堀不動院の本尊・不動明王は、大日如来の使者で戦闘モードの不動尊です。
私の守護神でもあります。

大岡政談や三方ヶ原軍記(家康と武田信玄が三方ヶ原で合戦・家康ボロ負け)の 本格的講談読みを聞いたのは初めてで、聞けて良かった。

薬研堀不動院では、講談師一龍斎貞水師匠が夏の季節に怪談を披露します。

人間国宝 一龍齋貞水の怪談DVD 真景 累ヶ淵より 豊志賀の死 [江戸怪奇夜話し 第1話]人間国宝 一龍齋貞水の怪談DVD 真景 累ヶ淵より 豊志賀の死 [江戸怪奇夜話し 第1話]




講談界初・寄席の世界で故・五代目柳家小さん師、桂米朝師についで3人目の人間国宝貞水師匠のお得意は、立体怪談

「真景累ヶ淵」は、明治期の三遊亭圓朝の創作落語で、旗本が金貸しの鍼医皆川宗悦を切り殺した「宗悦殺し」を発端に、子孫に崇りが起こる。旗本の二男・新吉と宗悦の長女・常磐津の師匠・豊志賀が恋仲になり、若いお久に新吉の心が移ったと嫉妬した豊志賀(39歳)が病死する「豊志賀の死」・病は気から(神経から)という、当時の風潮を真景に掛けたわけです。映画「怪談」では尾上菊之助が新吉を、黒木瞳が豊志賀を演じて、豊志賀の死の後、お久と逃げる新吉が塁ヶ淵で幽霊を見て逃げ惑う場面がとりわけ恐ろしい。

怪談 【通常版】 [DVD]怪談 【通常版】 [DVD]

尾上菊之助、黒木瞳 他


 ☆古今亭志ん朝、柳屋小三治が好きな落語ファンのサイトに詳しいです。

落語・講談・歌舞伎共通の怪談に「東海道四谷怪談」「怪談牡丹灯籠」「真景累ヶ淵」(しんけいかさねがふち)等があり、講談落語と歌舞伎の累は別物で、
  
長唄舞踊「色彩間刈豆ー塁」(いろもようちょっとかりまめーかさね) 
鶴屋南北作品の「法懸松成田利剣」(けさかけまつなりたのりけん)(既に上演されていない)の一場面。
母と恋仲となり、母と父の助(すけ)を殺した男と知らずに、恋仲になった塁が、その恋心をしっとりと清元にのせて踊る。後半は、助の髑髏が川を流れてきて、雰囲気が変わりドロドロ太鼓・崇りで、顔は醜く崩れ、片足を引き摺るようになった塁を、与右衛門が闇の中、堤上で鎌でかっ切って殺す恐ろしい舞踊になる。

☆本日の晩御飯 さんまの塩焼き大根おろし添えに、大根・蓮・シメジ・蒟蒻・剥き身の浅利の煮物、浅漬けでした。
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薬研堀不動院にて「大岡政談よりー身代わり平吉」

川崎大師東京別院薬研堀不動院は、講談発祥の地で、お不動様の日28日に薬研堀講談の会が催されます。武士が町の辻に立って 源平合戦などの軍談を語った、「辻講釈」が元で、講談は500年の歴史があります。

2薬研掘不動院_convert_20131028211201 講談師一凛_convert_20131028211428
都営浅草線東日本橋駅徒歩2分薬研掘不動院   貫首と一凛

宝井一凛 本日の演題は、
享保年間の江戸南町奉行・大岡忠相の裁き「大岡政談よりー身代わり平吉」

相撲取り・梅が枝は父・明石がた亡き後、親方の娘お菊と祝言、それに苛立った兄弟子に、父の未払いの給金30両をすぐに返せと、無理難題を吹っ掛けられ、両国橋の袂の人だかりの中で、詫びる梅が枝に、見物人の中から按摩の吉次が、これをおつかえなせえと、3年掛かりで貯めた30両を兄弟子に突きつけ去る。

家に戻った梅が枝の玄関先にぽーんと投げ込まれた、茶色のなめし革の財布に二分金ばかりで四十両、「誰ぞ、両国橋の顛末を見届けた方か・・ああ、ご贔屓様は有難い。」と、翌朝、按摩の吉じ宅に出向き,礼と共に金を返そうとするが、「江戸っ子が受け取れるけえ!」と、にべもない。更にそこへ、梅が枝の後ろ盾・口入れ業の「上州屋」が、之を病気のおっかさんの見舞にと五十両、これには吉次も受けざるを得ない。梅が枝は、四十両を有難いご祝儀と、借金やら年越しの助けに遣う。

両国橋の袂の一悶着の後、両国の札差・相模屋平兵衛が財布をすられ、それが例の四十両の入った財布であったが為、梅が枝は、伝馬町の牢に入れられる。「相撲取りが牢に繋がれ痩せこけたら終わりでえ・・!昔は悪いこともしたが、親方の説教が身にしみてこうして真人間になれた。梅が枝の贔屓の者だろう、財布をすったキンチャッキリが、きっと名乗りを上げるまでだ」と、上州屋の子分・隼(はやぶさ)の平吉が身代わりを申し出て、伝馬町の牢に繋がれる。梅が枝は、朝な夕な、キンチャッキリが名乗り出てくれる様にと、涙ながらに願掛けをする。

さてそこに、「いや、あのキンチャッキリはあっしなんですよ。」と、年は二十歳そこそこの若者が奉行所に、大岡忠相直々のお白州の取り調べ、「小せえ頃に見世物小屋に売られ,人形の音松と名乗る、生国もねえ、どうせ死ぬなら綱渡りで落ちて死ぬより、太く短く」とキンチャッキリとなったいきさつを語り、「両国橋の一部始終に、ああ、情けねえ、帰り際、札差の財布をすり取った次第・・」「これ音松」と、財布の色や材質、相手の体躯・人相を質す忠相に、生半可に応える音松、後ろに控えた平吉と、顔をあわし「兄さんかえ?」「音松かえ?」くしくも浜松で渡世を渡った者同士であった故、「梅が枝かばいたさに、お奉行様に面倒かけやした・・。」名奉行・大岡越前、その義侠心に感じ入り、両名とも無罪放免。江戸市民は「偉えじゃあねえか・・音松が・いや、身代わりを申し出た平吉が・・いや、目は見えずとも心眼の眼力豊かな按摩の吉次が・いやいや、かほどに皆をその気にさせる梅が枝こそ、まっこと、相撲取りの本分だえ。」と、江戸市民は喝采したという。〈講談語り口様にて掲載〉

貫首の講話は、阪急ホテルの食材偽装を悲憤慷慨「江戸っ子は徳を積むことを有難がった、人を惑わす宵越しの金は持たないと粋がりつつ、欲深を戒めたのです。」「和食を大事に、一汁三菜を伝えよう」等など。

護摩を焚く_convert_20131028211351 1000円で詰め込み放題ボディソープとアロマ_convert_20131028211244
本堂で護摩焚き      問屋街の在庫一掃で買った千円詰め放題のボディソープとアロマ

横綱谷風と橋場のちょう吉(人足の親分)兄弟杯の噺

秋晴れの今日、日本橋では、
第41回 日本橋・京橋まつり 大江戸活粋パレードが開催され、
法被を纏った女性たちが、颯爽と和太鼓の連打の腕前を披露していました。

和太鼓_convert_20131027205410 三越前_convert_20131027205441

日曜朝の、講談朝錬会は、お江戸日本橋亭において
二ツ目の神田すずと宝井 駿之介(たからいしゅんのすけ)が (敬称略)

神田すず_convert_20131027205624 宝井駿の介_convert_20131027205652
     すず          と        駿之介

駿之介の演題は大横綱・谷風と兄弟分の杯を交わした
 橋場のちょう吉という人入れ(人足)家業の親分の噺。
駿之介は、流暢に、滑稽に、時に大音量で、二ツ目とは思えぬ芸達者・・です。

・時は安永天明年間、
陸奥国宮城郡霞目村(うずめ村)(仙台市)の出身で六三連勝した大横綱・谷風が
蔵前八幡境内で、太刀持ち・露払いを従えて土俵入りするところを、口入れ人足家業の親分・橋場のちょう吉が、遅刻に慌て、直前を横切るという無礼を働く。当時、武士・火消・相撲取りの前を横切るのは縁起が悪いとされ、神事である相撲は穢されるとされて、ちょう吉は怒った横綱に放り投げられ、その様を見ていた子分達は、次々に杯を返して、ちょう吉のもとを去る。ちょう吉は、谷風を付け狙い、巡業の全国を行脚、帰京して、柳橋の船宿に潜伏、舟の漕ぎ手に入れ替わり、ついに乗船した谷風を討たんとする場面・・・谷風が、ちょう吉の気概に感じ入り、兄弟分として、これからよろしくお願いしたいと申し出る・・その願いを聞き入れ、以降、兄貴分として、ちょう吉の面目もたったと云うお噺。
谷風は、人格の面でも後の横綱の模範とされ、エピソードに、うずめ村の父母の墓の前で、土俵入りをし、晴れ姿をみせその恩に報いたといいます。
天明・寛政期の横綱に、谷風梶之助、小野川喜三郎、雷電為右衛門がいます。

谷風



宝井一凛真打昇進披露興行最終日           新作「一凛版ドン・キホーテ 109との対決」を披露

 宝井一凛真打昇進披露興行最終日 お江戸日本橋亭

宝井一凛の新作秀作で、放送大学講座でも放映された
「一凛版ドン・キホーテ 109との対決」を披露

・所は日本のどこか鄙びた地方

人生に夢も情熱もなく、全く存在感なかった安藤今朝雄(セルバンテスの作品「ドン・キホーテ」の挿絵画家アントニオ・サウラをもじった名)さんという、役所勤めの50代が、妄想の果てに、自らを、ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャであると妄信し、役所に辞表を書き置きし、ロシナンテと名付けた馬と、近所のおつむがオットリトシタ少年(サンチョ・パンサ)を連れて、世の不正を正す旅に出ると、上京する。

渋谷の人混みで、まるで、ファッションビル109に呑み込まれていく様に見える女子高生を助けようとして、その恋人の現代の金髪青年とトラブルになり、ドツカレル。さらには、109を悪魔の風車と見立てて突進していくなど、次々に起こす風刺の効いたエピソードを滑稽に語る、一凛版「ドン・キホーテ」。

1605年にスペインで刊行されたミゲル・デ・セルバンテスの風刺のきいた小説を、今風・日本版に仕立てた講談で、客席におお受けです・・。

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           一凛と           現師匠・宝井琴梅(きんばい)

・他に、増上寺門前で豆腐屋を営む上総屋七兵衛に、毎朝、四文の豆腐を貸しで食していた痩せ浪人が、老中柳沢に召し抱えられ、後の儒学者荻生徂徠となり、火事で焼け出された豆腐屋夫婦にせめてもの恩返しと大枚を贈り、報いる噺。

・曲垣平九郎(まがき・へいくろう)の芝・愛宕山の急峻な石段登りを語った 「寛永三馬術出世の石段」。

・鳥羽院の北面の武士だった西行法師の歌
「伝え聞く 鼓が滝に来てみれば 沢辺に咲きし たんぽぽの花」⇒
音に聞く が滝をうちみれば 川(皮)辺に咲きし たんぽぽの花」の
 添削模様を語る噺等。

一凛の師匠、滑稽な髭で有名な講談師・故田辺一鶴(当初は3Kで将来はおぼつかないと云われた・3Kとは、吃音・性格が暗い・風呂に入らないので臭い)が語ってブレイクした新作講談、昭和三九年の「東京オリンピック」を聴いて講談師になろうと思った一凛ですが、七年後の東京オリンピックを控えて、亡くなった師匠一鶴を偲んで、新たな「東京オリンピック」講談を作って語ってほしいと、現・師匠・宝井琴梅が目を細めて愛弟子を語る姿が印象的でした。

十五夜にはキヌカツギを 十三夜には栗・団子を供えます

10月21日 相互リンクして頂いているブログ「気道戦士 喉頭癌ダム」の
ガンダムさんより下記のコメントをいただきました。

旧暦の八月十五日(新暦では9月の満月の日)を「芋名月」と呼び
旧暦の九月十三日(今月の十三夜)を「栗名月」または「豆名月」と呼んで
祝う風習があり、どちらか片方だけ(往々にして十五夜のみ)を祝う事を
「片見月」と読んで忌み嫌った…のだそうです。

芋名月(十五夜)には里芋の衣かつぎを供え
栗名月(十三夜)には栗や豆、米粉で作った団子を供えた…という事なので
栗名月のお供えは、買って来たお団子で…
芋は「お供え」じゃなくて「添え物」ですよね

20131019205624558栗名月のお供え

という訳で記事の方も、上記のように、訂正させていただきました。

     ブログ「気道戦士咽頭ガンダム」10月20日記事

中秋の名月十五夜には、薄とだんごとキヌカツギを供えると、
拙ブログに書きまして、芋も団子もイッショクタニしていました。

かぐや姫の犯した罪って・・?10月20日imagica.blog記事

教えて頂きましてありがとうございました。

琴桜・翠月・鶴女・一凛 花の女流講談師勢揃い

引き続き、 PM1時~上野広小路亭に於いて
本日のお顔触れは  太字女流

宝井(師・田辺一鶴の死により一凛同様、田辺から改名)駿之介(しゅんのすけ)
田辺凌鶴(りょうかく)
桃川鶴女(ももかわつるじょ)講談バス(都内歴史案内)ガイドも兼任
宝井琴桜(たからいきんおう)講談協会副会長・女流真打1号
神田翠月(かんだすいげつ)女流講談師1号
     お仲入り(休憩) 口上
師匠・宝井琴梅(きんばい)ー講談「《天保六花撰》河内山宗俊
 お数寄屋坊主・河内山宗俊がゆで卵で、欲深商人・大宮文左衛門を強請る話。
宝井一凛(いちりん)ー講談「名月若松城
 伊勢松坂12万石・後、会津若松92万石蒲生氏郷と、太閤秀吉の島津征伐で主を護った無口で無骨な家臣・西村権四郎なりかずの、心と体(相撲)の交流の話。

(引用)一凛のオリジナルの新作は「一凜版ドン・キホーテ」「岡本太郎物語」、近鉄バファローズを題材とした「近鉄講談」プロレス講談などスポーツ関連も有。中尊寺を中心に衣川の歴史を語る「奥州講談」も多数。
         (講談協会オフィシャルウェブサイトより)

神田翠月見送り_convert_20131025011452 上野広小路亭3_convert_20131025012355
広小路亭入り口            椅子を並べて60席限度の座席で講談に聞き入る 


桃川鶴女_convert_20131025012506 一凛_convert_20131025011336
講談バスのガイドも担当・桃川鶴女    8年間ライターの経歴を持ち新作創作に取り組む                            宝井一凛


鈴本演芸場_convert_20131025011658 摩利支天_convert_20131025011528
至近にある落語の定席・鈴本演芸場        ご近所・摩利支天  

女流がずらっと並んだ口上は珍しくまた、壮観です。
琴桜と翠月が、講談の世界に入った45年前は、何もかも男の世界で、今日の様な女流講談師の方が多い世界になるなど、誰も想像していなかった、と、口上で披露、明るく気概を持ち、粘り強い努力を続け、女流の歴史の扉を押しあけてきたのだと、壇上の女流講談師・美女4人を見て実感しました。

  

講談師・宝井一凛(いちりん)の真打昇進披露興行       「太陽のアーチスト・岡本太郎」で大いに笑う

今日の出来事//

引き続き、講談、この秋、真打昇進した宝井一凛(いちりん)の昇進披露興行。

「芸術は爆発だ!」の言葉と、大阪万博の「太陽の塔」で強烈な印象を残した
「太陽のアーチスト・岡本太郎」を語った新作講談。
大いに笑えます。( ^)o(^ )

上野広小路亭_convert_20131023190650 一凛真打昇進興行_convert_20131023190402
   上野広小路亭             本日の主役宝井一凛(中央着物の女性)

貞水・琴梅師匠_convert_20131023191007 御徒町駅徒歩二分_convert_20131023190443
(奥)講談協会会長名人一龍斎貞水師匠(手前)講談協会常任理事・一凛の師匠・宝井琴梅師匠 
明日は、同じく上野広小路亭で、一凛が古典「名月若松城」を語ります。
PM1時~6席(6人の演者)で、当日2000円(前売り1500円)はお得です。
 
参照
講談「荒木又右衛門」一龍斎貞水を聞く imagica.blog2013年10月7日記事
日本橋亭にて講談師・一龍斎貞橘を聞く2013年10月20日記事

 友人と政治談議 徳洲会捜査不発でも、小泉脱原発ONE イシューで政界再編に結びつくのか?

10月22日の今日の出来事//

朝、広尾の公園までウォーキングして、柔軟体操し、銀杏を数粒拾う。
公園の芝生で、小学校児童が写生会をしている。3・4年生くらいに見える。

有栖川宮公園_convert_20131022233332 新宿紀伊国屋前_convert_20131022233218
   公園で児童が写生会             夕方の新宿紀伊国屋前

午後は、新宿紀伊国屋で待ち合わせして、友人と身辺近況と政情について話す。

週刊朝日編集長の懲戒解雇の原因は、セクハラが原因で、小泉脱原発宣言の報道ではないと、確認。女性を若さ容貌でランク付けする嫌なタイプの上司で、職場の女性が連名でセクハラ告発をしたという。

徳洲会の捜査で、石原慎太郎維新の会代表に捜査が及ばねば、政界勢力再編に到らない・・石原代表に捜査が及べば、維新が崩れ、自民党も、小泉さんのお得意の抵抗勢力と決めつけるやり方で、脱原発のONEイシューで2分され得る。

その肝心の小泉さんの脱原発宣言は、本気か否かで意見が割れる。
私は本気と思う。今のところは・・・。
気が変わる可能性も、あの方の場合はあるので、ご用心。

生涯最後の能を観ました(寝ました)

10月21日の今日の出来事//

生涯最後の能を観ました(寝ました)。

青翔会(せいしょうかい)は、能楽三役(ワキ方・囃子方・狂言方)の
研修生や修了生の若手の発表の場として開催されます。
若い方を応援したいのはやまやまだが、気が付いたら終わってました。
爆睡・・(;一_一)!

古くは田楽・室町時代に世阿弥が完成・江戸期は武士の素養とされ、民衆が木戸銭を払って観たものでないので、私の見解は、芸能としては??三味線の音色はなく、地謡に音程メロディーがなく音楽性が無い、舞の動きも平坦なまま、更に、今日は篠笛が耳障りなほど、音程が採れていなかったので、もうこれで、生涯最後の能鑑賞にする決意を固くした。

参照 何故 能舞台を観ると 熟睡するか?imagica blog2013年1月21日 

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   国立能楽堂青翔会ポスター         能「楊貴妃」の面と装束

日本橋亭にて講談師・一龍斎貞橘を聞く

 溜息は命を削る鉋(かんな)かな・・

 溜息ついて暮らすよりも、笑って過ごすがよいと、

講談師・一龍斎貞弥(ていや)・貞橘(ていきつ)の朝練会を聞きにいきました。

日本橋亭20131020  一龍斎貞橘_convert_20131020183325
三越前至近の日本橋亭 と  今春,真打に昇進した講談師・一龍斎貞橘

近江の湖(琵琶湖)で鮒を突いていた男が、鮒突きの腕を見込まれ槍持ちとなり、

赤穂浅野家の侍に中間奉公、鮒を突く要領で、斬られた主の仇を討つお話し。


2013年秋講談祭りが、11月18日(月)、国立演芸場で開催されます。

一龍斎春水(女流)が企画担当し
宝井一凛(弟子・今秋、真打昇進) 一龍斎貞橘(弟子・今春、真打昇進)
宝井琴梅(師匠)         一龍斎貞水(師匠・講談協会会長・人間国宝)

伝承志_縁ありて(師匠弟子の)絆となる”をテーマにたっぷりと聞かせます。
皆様、おはこび下さいませ。

友人と政治談議②「中国事情と電力発送電分離の是非」

昨夜の政治談議の続き
高木岸部加賀谷
        友人3人と

中国事情について

「黄砂と近郊まで迫っている砂漠の塵埃と車の排気ガスで、

北京の空気の汚れは半端ではないのです。」

「上海の製造業の現場は資金繰りで大変・・」等々

中国事情には、中国で事業を20年間続けて、実績あるK氏の言葉に納得する。

「電力会社の発送電分離は技術屋からすると、とんでもない愚策だ」という・・

発送電分離が東電改革プログラムの行程に入っているが、東電は死ぬ気で阻止

しようとしている、技術屋の立場からは、発送電分離は全くナンセンスという。

東電と関係ない元卓越技術者のT氏とK"氏の言葉・これには、戸惑う。


友人と政治談議「デフォルト回避の出来レースと脱(大型)原発路線の小型原子炉の実用可能性について」

今日の出来事//
友人と、政治談議をしました。

米国がデフォルトを免れたのは、日本からの資金援助を当て込んで民主共和両党が出来レースの矛を収めたからだが、まだ、血液(資金)は循環していない・・

韓国女性が日韓基本条約で解決済みの従軍慰安婦の賠償請求をし、訴訟を請け負った弁護士が手にしたのは2億円・という話・弁護士報酬は当然と思うが、この人は日本国の政治家でもあるので、その点は腑に落ちない。さて真偽の程は?
個人的には、自分が社民党区議に酷い目にあわされた時,救ってくれた人です。

原発事故の処理費用と廃炉費用で費用が膨らんだ所に、火力発電の原料で併せて7兆円の費用がかかる。そこに、小型原子炉の実用可能性の話がでて、友人が論文を持参していた。使用済み核燃料の処理が簡易で、高騰する火力発電の燃料費が浮く・・。脱(大型)原発の路線で、実用可能と云ってますが、世情の話題には上らない、その技術が可能であったとしても、メディアが取り上げなければ、存在しないとされるのが我が国ですので、無視されたままだろう・・。等など





湘南海岸キジ白猫を見る 

今日の出来事//
湘南海岸に行き、
Wabiさんのブログ「ミケとチビの湘南海岸物語」の猫達にあってきました。

茅ヶ崎東海岸_convert_20131017202541  サイクリングロード_convert_20131017202440
 海岸遊歩道                 サイクリングロード

餌を食べる猫_convert_20131017202349 ランか?アスカか?_convert_20131017202310
おじさんから餌をもらう3匹の猫       このキジ白はランか?アスカか?  

茅ヶ崎2_convert_20131017202609 海_convert_20131017203027
   潮の流れを警告する看板       台風一過かろうじて沖合に大島が見える
 
毎日、夢中でミケとチビの物語を2009~10年に遡って眺めて読んでます。
素晴らしく相性の良い風景写真とノラ猫写真ブログ・・
人間の気まぐれで捨てられた猫を、寒さや飢え、事故・虐待から守っています。
Wabiさん、お体お大事に・・(^-^)

死ぬときに「やりきった」そう思える生き方を‣人は説得しても動かない‣納得して動くんだ!キイワードは‣情熱がある‣仲間がいる(絆)‣だから知恵がでる

今日の出来事//
(株)ネクシィーズの若き社長・近藤太香己氏の話しを聞きました。
              (於青山ダイヤモンドホール)
写真+(100)_convert_20131016221507
(株)ネクシィーズの若き社長・近藤太香己氏の柔和で爽やかな笑顔

高校を2度辞めて中退、18歳の時の夢は車を買うこと、

220万円のローンを組んだ車を17時間後にカーチェイスでオシャカニした

50万円を元手に四国高松で起業

社員になった元不良の若者達10人が情熱と絆で、ずっと会社を辞めずに
ついてきてくれた

上京して、立ちあげた会社で、当時20万円した携帯電話を2000円で若者に持たす夢を果たし、話題になり彼方此方のマスコミに取り上げられたが、上京を誘った先輩に騙され会社を追われた

ナスダック上陸で、日本にもマザーズ市場が出来そこに上場、が、上場2週間前にITバブルが弾け、取りやめになった

1度上場に失敗した会社は、2度とできないというジンクスを情熱で打ち破り、東証1部上場を果たした

そんな人生の体験をもとに、御自分が作ったウサギとカメの話
1幕 亀が勝つ・兎が寝ていたのはラッキー、が、亀はこつこつ歩いた。運は準備なき者には寄ってこない。
2幕 同じコースを再度競争し、兎が勝つ、が、亀は自分との戦いに勝ったと喜ぶ。
3幕 陸路と海路のコースで、ウサギとカメはお互いの得意分野を生かし、陸路は兎が亀を背負い、海路は逆、一緒に夢を追いかける。

終始、笑いを交えながら、御自分の人生の生き様を語ってくれました。
現在は、情熱経済人交流会PASSION LEADERSを立ち上げる、
2年で1200社の会員は、経団連が67年で1700社、楽天の三木谷氏提唱の新経団連が600社なのを考えると、凄い!!! 生き様、人柄、コンセプト(基本理念:情熱がある・仲間がいる(絆)・だから、知恵がある)に多くの人(経営者)が魅力を感じ引き寄せられるのでしょう・・。

(株)ネクシィーズ
http://http://www.nexyz.co.jp/company/index.html

伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)       床本浄瑠璃⑦ 伊賀上野敵討ちの段

「・・時は初更の 戌の刻

先へ廻って 伊賀越えに 

多年の本望 この時」

と、唐木が勇める 力足

手負ひを跡に 三つ瀬川

三途の瀬踏みは 敵の魁(さきがけ)

「さらば」「さらば」

を世嵐に 声 吹き分くる 街道筋 跡を慕うて・・・

裏道より伊賀越えに、志州鳥羽の湊より、九州相良に落ちていく敵を追って、政右衛門一行は街道筋を伊賀上野に急ぎます。


伊賀上野敵討ちの段
写真+(99)_convert_20131015200844
映画「伊賀の水月剣雲三十六騎」昭和17年 坂東妻三郎

急ぎ往く・・

夜を日に 継いで 伏見を出で

伊賀の上野と 志し 

心も急き(せき)に 北谷の 

四つ辻にこそ 入り来る。・・

続いて 唐木政右衛門

「ホホウ久しや 桜田林左衛門

郡山にて 真剣の勝負を望みし 

その方、今日に至ったり。

さあ、覚悟せよ」

と 呼ばはったり。

打ち掛ける林左衛門を 政右衛門は

「心得たり」と受け流し

付け込む所を 身を開き 

飛ぶよと見えしが 林左衛門 

唐竹割りに 切り伏せたり。

政右衛門は 韋駄天(いだてん)走り

「やあやあ志津馬 未だ討たぬか!・・・」

と 声の助太刀百人力

よろめく所を 付け入って

肩先ザップと 切りつけたり

さしもの沢井 たじたじたじ

しどろになるを 畳み掛け

鋭き一刀 大地へどっさり

起こしも立てず 乗り掛かり

「年来の父の仇」

「舅の敵」

「主人の仇」

一度に晴るる 胸の内

空に知られし 上野の仇打ち

武名は 世世に鳴り響く

伊賀の水月 影清き

今に誉れを 残しけり


林左衛門他助太刀を討ち取った唐木政左衛門は、志津馬の元に駆けつけ、加勢し、仇打ちを果たす。映画名「伊賀の水月」はこの部分より引用されています。

伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)       床本浄瑠璃⑥ 伏見北国屋の段

 伏見北国屋の段

夕日程なく 呉竹の

伏見の里の 船着き場

軒を並べし 船宿の

客に絶え間も なかりけり

世の憂きを 何と志津馬は ここかしこ

敵の行方を 尋ね兼ね

心気疲れた 眼病を 

労わる瀬川も 諸共に

暫しはここに 仮の宿

北国家が 奥二階・・

伏見の船宿北国家(ほっこくや)に、将来を誓った元吉原の傾城瀬川(平作の娘・お米)と、逗留している和田志津馬は、眼病がおもわしくない。隣部屋に逗留している、敵・沢井股五郎の伯父桜田林左衛門は隣の客を、志津馬と気づき、医師・竹中贅沢を買収して、眼病に効くと偽り、毒薬で眼を痛めさせる。が、それも、油断させ、敵・又五郎の居場所を聞き出そうとしての静馬と家来・池添孫六(医師・贅沢)の芝居であった。逃げる林左衛門を追う静馬の切っ先が、止めようと現われた呉服屋・十兵衛の肩先を切り下げてしまう。

写真+(98)_convert_20131014212833
   呉服屋十兵衛の人形を人形遣いが操る

「ヤレ待て志津馬」

と、声を掛け

浜辺に繋ぎし 苫舟(とまぶね)より

舟装束を その儘に

しづしづとして 政右衛門

天晴れ 丈夫の骨柄なり

身内との縁薄い善人・十兵衛を更に悲劇が襲い、悪人一味とならずに済んだことを感謝し、妹お米を志津馬に添わすことを政右衛門に頼み、十兵衛は息を引き取る。十兵衛と、嘆く瀬川(お米)は、幼少に別れた兄妹で、沼津里で、父の平作は自刃している。仇打ちの悲劇性は、父の仇を討つ志津馬より、また、赤子を犠牲にした政右衛門お谷夫妻よりも、身内との縁薄く親子と名乗った時が父との別れ、そして、妹とも別れ死んでいく、出入り先の武家・股五郎に逃亡の手助けを云いつけられ、逃れられぬ、町人十兵衛により凝縮されている様に思えます。

七味唐辛子の中身

十五夜に薄を供えました。

薄は秋の七草です。

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         箱根仙石原の薄

「秋の野に 咲きたる花を
  
指折り(およびをり)
  
かき数ふれば
  
七種(ななくさ)の花
  
萩の花 尾花葛花(おばなくずばな) 撫子(なでしこ)の花
  
女郎花(おみなえし) また藤袴
  
朝貌(あさがお)の花」
   万葉集  山上憶良
  
  尾花(おばな)→ 薄(すすき)
  
  朝貌(あさがお) → 「朝顔」ではなく「桔梗」が定説。

ちなみに、季節に関係なく美味しい薬味の七味唐辛子は・・

赤唐辛子の粉に

陳皮(ちんぴ)
山椒(さんしょう)
胡麻(ごま)
芥子(けし)の実
麻(あさ)の実
青紫蘇(あおじそ)
生姜(しょうが)
青海苔(あおのり)

の7種を・・って、数えたら8つだ(;一_一)・・を加えた香辛料です。

伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)       床本浄瑠璃⑤ 岡崎の段④

政右衛門は、お内儀に見咎められぬように、芝の焚火でお谷を暖め、雪を気付けにその口に運ぶ

噛み締める 歯を押し割って 

雪にうるおす 気付けの一滴

耳に口寄せ『お谷 ハッお谷 お谷やあい』

と云ふも憚りて 心のうちで 呼び生ける

夫の真 通じてや 『うん』と一声・・・

気がついた妻のお谷が夫の言葉を千人力と感謝し

「観音様のお引き合わせ。

お前に逢うたは 人参熊胆(にんじんくまのい)

忝い忝い。坊はどこへ」

「コリャ気遣ひすな 坊主は奥で寝さしておいた。

ア、ソレソレ、向こうへ来る提灯

見つけられな、早う早う」

と急き立つれど

この年月の悲しさと 嬉しさ昂じて 足立たず

杖を力に立ち兼ねる、とやせん側(かたえ)に脱ぎ捨てし

薦(こも)に積もりし 雪の儘着せて

一時の安堵の後、悲劇が起きる。
赤子の書付「和州郡山唐木政右衛門の子、巳之助」を内儀が見つけ、人質に取ろうと云う山田幸兵衛の言を聞き、

政右衛門 ずっと寄って 稚児引き寄せ、

喉笛貫く 小柄の切っ先

「・・武士と武士との晴れ技に 

人質とって勝負する

卑怯者と 後々まで人の嘲り笑い草。

・・目指す相手政右衛門と云う奴。

その片割れのこの子倅、

血祭りに刺し殺したが頼まれた拙者が金打」

と 死骸を庭へ投げ捨てたり。

政右衛門の真意を見抜き、沢井又五郎と名乗って逗留している義弟の和田志津馬と、対面させ、力になることを誓う山田幸兵衛、

「・・又五郎との 縁もこれまで。

思わぬ手立てが 縁になり、

志津馬殿と 云い交わした 娘が身の果て、不憫や」

と見れば 籬(まがき)の小陰より 

思い切り髪 黒染の

袈裟に変わりし そぎ尼姿

又五郎との縁を発ち、志津馬への思いに殉じて、お袖は切り髪、袈裟をまとった尼姿になっていた。

高麗屋市川染五郎演ずる[春興鏡獅子]

写真+(96)_convert_20131011204533
6代目尾上菊五郎が演じた春興鏡獅子の木彫りの像

市川染五郎が演じて,勇壮で、メリハリあって、

頭を振って長い毛を振り回す「毛振り」が柔らかくて、かつ見事でした。

外人客も多く、拍手が沸いてました。 〈国立劇場10月「春興鏡獅子」〉




伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)       床本浄瑠璃④ 岡崎の段③

お内儀は、巡礼(お谷)を哀れに思いながら、宿外れの森で寝やれと・・

と、柔らかに いうて引き出す 糸車。

巳之助を抱き、雪の中で凍えながら、山田幸兵衛宅の軒先で嘆くお谷の云う言葉


「ハアどこへ往ても 1人旅は 泊めてくれう 様もなし

はるばるの 海山も この子の顔を 旦那様に

見せたいと思う精力で 産みおとすから この巳之助・・

写真 (95)
     女房お谷を介抱する政右衛門

国を発って ついに一夜さ 家の下で寝たことがなけりゃ

身は習わしと 山寺の 

鐘が鳴れば 寝ることにして、

星の光を 灯火と

思うて寝入れど 今夜の暗さ。

氷の様な この肌で

寝苦しいは どおりじゃわいの。

殊更 癪で 乳は張らず

雪に凍え 雨に打たるる、

辛さは骨に 堪ゆれども

旦那殿や弟が 敵を訪ねる辛抱は

まだまだまだ こんなことではあるまいに

その艱難に比べては 雪はおろか 剣の上にも

寝るのがせめて 女房の役。

気は張り詰めても この癪の 重るにつけては 二人の身に

疲れの病が 起こりはせぬか、万一 悲しい便りなど 

聞いたら わしはなんとせう、なんとせう、なんとせうぞいの。

頼みあぐるは 観音様 

弟夫の武運長久。我が子の命息災延命。

未練な事じゃが 私も、この子を夫に渡すまでは 

生きていたい 生きていたい、死にともない」と、

傍らに夫のあるぞとも 知らぬ不憫さ 

喰いしばる 喉(のんど)に熱湯 

内外に 水火の責め苦 雪霙(ゆきみぞれ)

子を濡らさじと 抱きしめ抱きしめ

天道哀れ 白雪の 積もり重なる 旅疲れ、

癪と寒気に閉じられて、『あっ』と一声気を失い、どうど倒れし物音は 

肝に堪えて『南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏』も口の内。

癪でお谷はアッと一声発して気を失い倒れる、助けようとする内儀に、夫の政右衛門が断腸の思いで、関わりあいにならぬようにと諭す。内儀は赤子だけ抱き、奥の間の炬燵で温める。政右衛門は、見咎められぬ様に、芝の焚火を隠し持ち、軒で倒れ伏す妻を温め,気付けする。

伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)       床本浄瑠璃③ 岡崎の段②

幼くて両親に死に別れた庄太郎(唐木政右衛門)は、勢州山田で武芸者・山田幸兵衛夫妻に養育され武芸を仕込まれるが、15歳で諸国修行にでたことを、15年ぶりに再会した師に告げる。師匠夫妻は喜び、婿・沢井又五郎(実は敵と狙う和田志津馬)の助っ人をしてほしいと、言い掛けながら、幸兵衛は、使いが来た庄屋宅に、雪道を出向く。

写真 (94)

復刻版の床本(浄瑠璃の書かれた本)懐中稽古本

「親より勝る 大恩の

師匠を見限り 家出せしと

お疑いは さる事なれど

一派の心を 凝らさんより

諸流にわたり 修業をなすこそ

この道の 心掛けとの 御教訓。

心魂に染みわたり 十五歳にて国を出て

あまねく 諸国を遍歴し 武術を磨く 武者修行。

天運叶い、然るべき主取りも 致せしかど

生まれついたる好色者

酒乱に主人の 機嫌を損じ 只今は 元の浪人

頼るべき方もなければ もし上方に 

あり付きもやと 志して参る所

思いがけなく先生に  面目もなき対面」

残った政右衛門は、煙草を呑んでゆるりとせよと、勧められながら、敵の在所を聞き出す為に、柔和に、煙草の葉を刻んであげましょうと、内儀に話しかける。


底に剣の 刃拵え

敵を聞き出す 煙草の小口

葉巻手早く きりきりと 

大の体を小廻りの 奉公振りも哀れなり。

外は音せで 降る雪に

無残や肌も 郡山の 国に残りし女房の 

思いの種の 生まれ子を 抱いてはるばる 海山を 

辿り辿りて 岡崎の宿より 先は日は暮れて 

いづくを宿と 定めなく 

がはと転れ(こけれ)ば 『わっ』と泣く

子をすかす手も 冷え凍る

雪の布団に 添え乳(そえぢ)の枕

郡山に残った、政右衛門の妻・お谷は、生まれた子・巳之助を懐に抱き、海山を辿り、岡崎の宿に辿り着いたが、日は暮れ、降る雪に赤子を抱く手も冷え凍る。当時、一人旅の者を泊めるはご法度、御城下のうちは軒下に寝ることも、許されず、お内儀は、巡礼(お谷)を哀れに思いながら、宿外れの森で寝やれと・・


と、柔らかに

いうて引き出す 糸車。

五七調がテンポよく、言の葉も
「思いの種の 生まれ子を」「雪の布団に添え乳の枕」・・など、美しいです。

映画「そして父になる」を鑑賞 

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野々宮みどり(尾野真千子)と良多(福山雅治)と斎木夫妻

あらすじ: 申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた野々宮良多(福山雅治)。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し・・何を思いどういう選択をするのか。(YAHOO!映画解説より)

過ごした時間(愛情)か?血の繋がりか?というテーマになるけれど、子供を取り替えて我が子を育て出して、それまで過ごした時間愛情の濃密さに気付き涙し、勝ち組意識の強い父親が、父性愛に目覚めるという内容で、ストリーは、この先は、実子を育てながら、もう一人の子にどのように愛情を掛けていくのか?選択肢を探しながら、気持ちはスッキリ涙と共に浄化されエンディングになる。

我が子でなかったことにより、希薄だった絆が却って深まった・・種明かしになりますが、父親の野々宮良多自身が、継母に馴染めないまま、成長したと云う伏線が張ってあり、この人の心の変遷や成長と云ったドラマという面があります。継母は善人であり、老父を介護している。この我が子の件を契機に良多の中で、継母へのわだかまりも氷解していく。扱う現象は、病根は深くはないと思えた。

西洋人は親子物に感動する傾向が強いといわれていますが、
監督・出演者が、10分間のスタンディングオペレーションの喝采を受け
カンヌ映画祭では、審査員特別賞を受賞しています。

講談「荒木又右衛門」 一龍斎貞水を聞く

竹藪の段
岡崎の段
伏見北国家(ほっこくや)の段のあとの

伊賀上野敵討ちの段
写真+(91)_convert_20131007221731
呉服屋十兵衛と雲助平作とお米親子 後方は唐木政右衛門とお谷夫婦

伊賀上野で妻・お谷の父の仇打ちをする、義弟・和田志津馬の助っ人をする、唐木政右衛門は柳生新陰流の剣豪と天下に名高いと云うふれこみです。ポスターのいでたちは勇ましく、しかし、柳生は二刀流ではありません。また、36人斬りといわれますが、2人切ったところで、3人目を斬る際、刀はぽっきりと折れてしまい、2,5人しか斬っていません。

関所を越えることが難儀な当時、生涯、旅に出ずじまいだった人々も多く、道中の宿場ごとにストーリーがあった「伊賀越道中双六」は人気があり、講談では、「荒木又右衛門の伊賀上野の仇討ち」は、30分づつ講釈して、1箇月以上もかかる長丁場です。
写真 (92)
深みのある語り口で当代随一の演じ手 講談師/一龍斎貞水

映画では
明治43   「荒木又右衛門奉書試合」 尾上松之助
昭和17   「伊賀の水月ー剣雲三十六騎」 坂東妻三郎
    チャンバラ映画のジャンルながら、人間ドラマに重きを置いている。

仇打ち・任侠ものは、GHQによって禁じられたため、戦後は占領軍がいなくなってから、映画も作られました。
昭和27,1  「決闘鍵屋の辻」 東宝 三船敏郎
  29,3  「暁の三十八番斬り」 東映 市川右太衛門・高峰三枝子
  30,9  「荒木又右衛門」 松竹 松本幸四郎・太谷友右衛門・山田五十鈴
  32,4  「剣聖暁の三六番斬り」 新東宝 嵐寛寿郎・前田通子
  33,11 「伊賀の水月」 大映 長谷川和夫・市川雷蔵  等など・・

伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)       床本浄瑠璃② 岡崎の段

沼津の里で、夜明け前、平作宅を発った息子・十兵衛を追いかけ、平作は、その脇差を抜いて、自らの腹に刺し、苦しい息の下で、仇・沢井股五郎の落ち行く先を死出の旅路の花向けにと聞き出し、亡くなります。親子の名乗りを上げた時が別れの時という悲劇が、長閑な沼津宿の里で、絵草紙の挿絵をめくるように繰り広げられる。

沼津里の段
平作内の段(平作住居内に十兵衛が泊まる)
千本松原の段(平作が腹を切る・息子十兵衛と死出の別れ)
藤川新関の段引き抜き寿柱立万歳(ことぶきはしらだてまんざい)

和田志津馬は、藤川の新関で、関の下役人の娘、可愛らしいお袖と出会い、お袖は志津馬に一目ぼれ、その家に同道する。父の山田幸兵衛は、娘の許婚の沢井股五郎と紹介され喜ぶが、実は彼を敵と狙う,和田志津馬であった。

竹藪の段

岡崎の段

急ぎ往く

世の中の 苦は色かゆる 松風の 

音も淋しき 冬空や

霰(あられ)交ぢりに 降り積もる

軒もまばらの 離れ屋は

岡崎の宿外れ 

百姓ながら 一理屈

主は山田幸兵衛と 人も心を 奥口の

障子隔てて 女房が 

紡ぐ車の 夜職歌(よなべうた)


その志津馬の後を、義兄・助っ人の唐木政右衛門が雪道を追い、
それを追手が追う。


写真+(90)_convert_20131006201002
雪道の関を通り抜けようとする飛脚姿の唐木政右衛門

かくとは 人も白雪の、

道も厭わぬ  政右衛門、

心も関の 忍び道

逃れて急ぐ 後よりも 

数多(あまた)の追手が 見え隠れ

慕ふ足跡 機転の唐木 

両腰そっと 道端の 

雪掻き集め 押し隠す 

隙もあらせず ばらばらばら・・

唐木政右衛門を使い手と見抜き、助け家に同道した、山田幸兵衛は彼が、幼い頃より武芸を仕込んで養育した庄太郎と気付き、婿・沢井又五郎の助っ人をして欲しいと頼み、入り組んだ話しになっていく・・。

伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)床本浄瑠璃

写真+(88)_convert_20131005205332
伊賀越道中双六床本  右:復刻された明治42年発行の懐中稽古本
(持ち運びやすいポケットサイズの大きさで、
  当時浄瑠璃は人々の身近にあった証左です。)

沼津里の段

東路に ここも名高き 沼津の里。

富士見 白酒名物を 一つ召せ召せ 駕籠に召せ

お駕籠やろかい 参らうか

お駕籠お駕籠と 稲村の 陰に巣を張り待ち懸ける

蜘蛛の習ひと 知られたり。

浮世渡りは様々に、草の種かや人目には

荷物もしやんと 供廻り

泊まりを急ぐ二人連れ

立場(たてば)と見掛け立ち止まり・・・

和田志津馬の仇打ちの相手、父の仇・沢井股五郎を、九州相良に逃す手助けをする旅人・呉服屋十兵衛主従2人連れの荷物を持とうと、待ち構えていた雲助が、幼くして別れた十兵衛の実父・平作だった、という「沼津里の段」の発端。

75調のリズムが調子よく、口ずさめ、
当時、浄瑠璃が、身近にあった詩であり、音楽であったと実感できます。

会えば癒され,聞く話は知的刺激を受けて賢くなり、   友人は人生で得る宝です

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昨夜は友人達と楽しい会話の一夜を過ごしました。

話題は、日本文化の初期に渡来した秦氏(はたし)一族の話し、

アテルイとか、やたら詳しいSさん。

故中川昭一氏との邂逅、原発は良いが、大型はリスクが大きく使用済み核燃料の

処理ができないと、小型原子炉の話しをし、さらには、国際政治に日本の金が

どのように出回っているか、真相を知るその筋では高名なTさん。

そして、既に長い付き合いの友人みたいな(実質は一年半でした)

気さくで頼りになる兄貴(実は年下)、相談相手のKさん。

会えば癒され,聞く話は知的刺激を受けて賢くなり、友人は人生で得る宝です。

10月1日の世情

消費税増税が来年4月に8%に決まり、

この秋から年金は1%減額支給され、社会保障費は削られます。

税と社会保障一体改革の、消費税増税分は社会保障に回すと云う

お題目は、ついえました。

そして、若者は不安定な不定期雇用に多くが甘んじている、

少子化になるわけです。


使用済み核燃料の処理場が無い故に、脱原発をと、小泉元総理が言ってますが、

云っても政策に影響ない引退政治家が発言する事で、

自民党の中にはいろんな意見があるとの、アピールではないか?

世間の耳目を引き、自民党への好感度は増すが、実際の政策は変わらず、

党は痛くも痒くもないなんぞと、小生は、穿った見方をしてしまいそうです。

小泉さんは短いフレーズで人の耳目を引きつけ、

「郵政民営化」とか、カモフラージュと、大衆扇動がやたらうまいし・・。

風立ちぬ いざ生きめやも・・

風立ちぬ27038307_220x155風立ちぬ公式サイトより
スタジオジブリの作品「風立ちぬ」を観ました。

掘辰雄(1904~1953年)の小説「風立ちぬ」と、
零戦設計者の堀越二郎(1903~1982年)の話しが融合されています。

ヒロインは菜穂子で、結核で信州富士見の高原療養所で療養しており、
堀越二郎と短い結婚生活を送り、結核で亡くなります。

油絵の風景画を描く菜穂子と、そばで見守る二郎を通り雨が襲う、
田圃や畦道に、雨粒が染みとおる様が実写より本物らしく、かつ美しいです。


Qスタジオジブリの映画「風立ちぬ」で、
主人公の「堀越二郎」と共に名前が並ぶ「堀辰雄」とは、どんな人ですか?
A『聖家族』『風立ちぬ』『菜穂子』などの名作を残した昭和の作家です。

http://http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/qaetc/20130807-OYT8T00841.htm  YOMIURI ONRINE

掘辰雄は、30歳で実在した恋人矢野綾子と結婚し、翌年に綾子は結核で死去、自身も37歳以降は、結核の病状が重くなり、創作もできないまま、
11年後に短い一生を閉じます。

そんな作者掘辰雄の儚さを、淡い色彩に託して、
また、幼少期から夢に見た飛行機の設計師となった
零戦を完成した堀越二郎の夢をパステル色に描いて、
ジブリ作品らしい、柔らかみのある、奥行きの深い作品です。
プロフィール

imagica

Author:imagica
種別 生物
趣味 散歩と文楽と歌舞伎
文楽歌舞伎狂言の非日常性に昇華された人間性を感じます。日々のつれづれを 舞台に投影したり政治に絡めたりして書いています。

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